Quantcast
Channel: 東京散歩道
Viewing all articles
Browse latest Browse all 21

井の頭自然文化園

$
0
0

自然と文化の調和

行楽を楽しみながらも自然科学の知識を普及向上に役立てることを目的にして開設されたのが井の頭自然文化園です。
大正6年にオープンした井の頭恩賜公園の一部が自然文化園として昭和17年に開園しました。
日本の動物を多く飼育していることが特徴的で、動物と触れ合うことができるコーナーも用意されています。

見どころ

動物は約200種類以上が飼育されており、普段ではあまり見かけることがない動物を身近に感じることもできます。
リスの小径コーナーではリスが放し飼いにされているので、足元をスッと走り抜ける姿をご覧いただける場合があります。
餌を求めて硬いくるみを割っている様子を確認できる事もあります。
とても可愛らしい仕草を楽しめるので、お子様だけでなく大人も嬉しいコーナーです。

アジアゾウのはな子は、昭和24年に来日して昭和29年から自然文化園で飼育されています。
70歳近くの高齢ですが、今でも元気な姿をお客さんに見せてくれています。
日本国内で最も飼育期間が長い象としても知られており、これからも元気で長生きして欲しい存在です。

200頭近く飼育されているモルモットとふれあうコーナーもあります。
毎日10時から12時までと、13時から15時まで開催しています。
生まれたばかりのモルモットの赤ちゃんをご覧いただくこともでき、子育ての様子を確かめることも可能です。
混雑している場合には時間制限を設定される場合もありますが、基本的には時間の縛りはありませんので思う存分モルモットと触れ合ってください。

いきもの広場では自然文化園の敷地内ですが、特に人間が世話をしているわけではなく、あくまでも野生の生き物が生息しています。
都会の中でも様々な生き物が生息していることを知るために設けられたコーナーです。
確認できる野生の生き物はカブトムシやカナブン、カエル、バッタ、トンボなどがいます。
子供だけでなく、大人も童心に戻って夢中になりながら生き物を探している様子をご覧いただけます。
なお、いきもの広場は毎週日曜日11時から12時までの期間限定でオープンしています。
この他に彫刻園やミニ遊園地などの施設も用意されています。

利用案内

開園時間は9時半から17時までで、休園日は月曜日と年末年始です。
月曜日が祝祭日などと重なっている場合には、翌日が休園日になりますのでご注意ください。
入園料は大人が400円で中学生は150円に設定されていますが、都内に住んでいる中学生は無料なので生徒手帳を忘れずに持参してください。
小学生以下はどなたでも無料で入園可能です。
なお、みどりの日や都民の日などは無料開放されていますので混雑が予想されます。
吉祥寺駅からについては徒歩なら10分くらいなのでアクセスも便利です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 21

Trending Articles